環境を変えることから始めよう。
環境のせいにするな!自責だ、自責!
社会人になれば必ず聞く言葉。
周りにのせいにしては進歩はない、
すべて自分の責任だととらえろ、といった意味。
とっても大切な教訓であり、
社会人としてだけでなく人として必要とされるスタンスです。
「光る人間はどこへいっても光る。環境は関係ない。」
自分自身、就職活動の時は、
ずっとこういう考えをしていました。
「すべては俺次第だ。」
今でも自責というスタンスは
大事にしています。言い訳はかっこ悪いし。
でも、一つだけ大きく考えが変わりました。
そしてこの考えには確信があります。
環境は変えるべき。
もちろん、条件つきです。
今の環境で最大限のパフォーマンスを
発揮できているのであれば、まったく問題ないです。
でも、もし今自分の能力を発揮できていない、
ちょっとやりきれてない、そんなくすぶる自分に
気付いたならば、迷わず変えるべきだと思います。
かの有名な経営学者のドラッガーもこういっています。
今の環境はベストをつくせる環境か?
NO なら辞めるべきである。
もしそのままの環境で働き続ければ、
自分を軽視するようになり、
あげくの果てには自分を2流だと
思い込んでしまうようになる。
またこうもいっています。
最初の仕事はくじ引きにすぎない。
その環境がいいか悪いか、自分にあっているかどうか、
なんて他の環境から眺めていかなければわかりません。
僕自身、アメリカに来たからこそ初めて気付いた、
日本の良さ、日本の悪しき習慣、なんて多々あります。
それを知ること、これがアメリカにきた一つの理由でした。
実際、環境を変えて別人になった友人を何人も見てきました。
職種を変えた途端、わずか数ヶ月で雑誌に取材されるまでの成果を出した友人。
転職してから、ありえないスピードで昇進し続ける友人。
部署移動(東京本社へ)の希望を出してから、すべてが前向きになったと話してくれる友人。
そんな身近な友人からびっくりするくらいの変化を
目の当たりにし、働く環境のパワーに驚いています。
もちろん、その友人たちはもともとポテンシャルも高く、
自責というスタンスももちろん持ち合わせている人たちです。
そんな彼らでさえ、活きることができない環境あることに
むしろ僕は驚きました。もったいない、恐ろしい、と。
適材適所
とはよくいったもので、
人には活きる環境と死ぬ環境があるのかもしれません。
水を得た魚、という言葉がありますが、
今まで魚でありながら、たまたま陸地での就職を選んでしまった。
とはいえ、自分で選んだ道、
いい訳もせず必死に自分を鼓舞しながら頑張る。
「環境のせいにするな、自責だ」と言い続けながら。
それが、ふとしたきっかけで水を得て、
自分の活きる環境を知った、やっと強みを活かせるようになった。
そんなイメージが近いかもしれません。
魚にいくら陸でがんばれといっても、無理強いというものです。
環境のせいにするな、とは言えません。明らかに環境のせいです。
大げさなたとえかもしれませんが、
本当にそれぐらいの違いがあるんじゃないかと思っています。
環境には想像をはるかに越える力があります
自分自身、NYにきてまだ2ヶ月ですが、
当時思い描いてた10年ビジョンは大きく方向性を変えました。
(当初、NYにきて会計を学んで、英語をみにつけてインドへいこうと考えていました。)
それが、より楽しく、より現実的に推敲されてきています。
こんな変化は全く予想できなかったことです。
環境を変えれば全てが変わります。
人、物、建物、空気、言語、風景、文化、情報。
それらが創りだす大きな力によって
自分という人間が裸にされた、そんな感覚です。
変わった、というより、素直になれた、
といった方が正しいかもしれません。
今まで日本で働きながら感じていたこと、
でも押し殺していた心の声、
それにやっと傾けられるようになりました。
大事なのは、自分からのメッセージを無視しないこと。
最近は、本当は東京いきたんだよね、というような人がいたら、
「いいねぇ行きなよ!移動届け出しなよ!転職しなよ!」
なんて笑顔で即答しています。
別に適当にあしらっている訳ではなく
本気でそれが正しいと思うから。
「~したい!!」
という自分の心の声は、
自分が本気で「活きる」場所を教えてくれています。
水へ帰りたい、というメッセージです。
僕もアメリカ行こうと思った時、LAかNYで迷いました。
頭で考えればLAでした。当初思い描いていた、
仕事ができるのはLAにしかなかったからです。
でも僕はNYを選びました。それは、
「行きたい」とう心のわくわく、
直感的な感覚を優先したからです。
結果、その当時思い描いたビジョンは
もっと楽しいビジョンに変わりました。
NYへ選んだことが大きな一歩を与えてくれました。
LA行きは「陸の中でどう活きるか」と考えていた自分。
NY行きは「俺は海へ帰りたい」といった心の声だったのかもしれません。
環境を変えることは決して逃げではない。
言い訳をするな、環境のせいにするな、
そんな周りの声は無視です、無視。
おそらくそれは環境の力を知らない人、
ずっと同じ環境にいる人が言ってるんでしょう。
自分に偽り、自分の力を最大限に発揮できないこと、
これが一番の逃げであり、自分への裏切りです。
何より自分が活きないことは、
自分を信じてくれる周りの人への裏切りだと
最近強く思います。
えらそうにいっていますが、
これは自分自身に言い聞かせていることです。
ようやく自分の声に素直に耳を傾けられるようになってきました。
自分が活きる場がやっとわかってきました。
答えは新しく創りだしたものではなく、
自分の心の声、過去の自分に中にすでにありました。
これからどんどん動きます。
from スタバ
溜まり場コミュニティ
海外で暮らし挑戦しているからこそ話せる
熱い話、ディープな話をお届け!