坂本竜馬 - 世界の浪人
世界の海援隊でもやりますか。
幼少時代は気弱な性格で、ガキ大将というより、いじめられっ子に近かった竜馬。 そんな竜馬が日本を変えた。 みんなが長州藩だ、攘夷だ、佐幕だ、倒幕だっていってたころ、一人だけもっと先を見ていた竜馬。 ある日、後藤象二郎は聞いた、 「革命政権が樹立してその親玉になるのがお前の目標か?」 竜馬は笑って一括した。 「俺にはもっと大きな大志がある。日本の乱が片付けば、この国を去り、大西洋太平洋に船団を浮かべて世界を相手に仕事がしてみたい。」 後藤はぶったまげた。 みんなが内を見ていたときに一人だけ外の世界を見ていた竜馬。 そんな竜馬も、もし江戸修行へ行かなかったら、もし江戸へ行かず黒船を生で見てなかったら、もし江戸へ行かず千葉道場の千葉重太郎に会わず、勝海舟を暗殺に行かず、勝海舟に会っていなかったら。 江戸行きが竜馬を変えた。すべては最初の一歩で決まる。 竜馬がなぜ世界を変えるような志を抱けたのか?その歴史にせまった。
対談者:Dragon
日本の先輩。誰もが認める偉大な男。文句無しで溜まり場に勧誘。
本文はすべて司馬遼太郎「竜馬がゆく」から抜粋
18歳 江戸へ剣術修行に出る
世の中の人は我を何ともいえばいへ。 わがなすことはわれのみぞ知る。
23歳土佐に帰国する
万事、見にゃわからん。
27歳脱藩
業なかばで倒れてもよい。
たとえその目的が成就できなくても、
その目的への道中で死ぬべきだ。
そのときは、目標の方角にむかい、その姿勢で倒れよ。
29歳幕府に海軍操練所をつぶされ ニートになる
おれは落胆するよりも次の策を考えるほうの人間だ。。
30歳長崎で亀山社中(海援隊)を創るへ
心を変えろ、心を。
日本を背負う気になってみろ。
その気になって背負えば、
日本などは軽いものだ。
いやそれがむしろ悲しい。
病み呆けた老婆よりも軽い。
日本を今一度せんたくいたし申候。
31歳 薩長同盟を成立させる
人として生まれたからには、
太平洋のように、でっかい夢を持つべきだ。
男子は生あるかぎり、理想をもち、
理想に一歩でも近づくべく坂をのぼるべきである。
英雄とは、自分だけの道を歩く奴のことだ。
野望『世の既成概念を破るというのが、 真の仕事である。』
人間はなんのために生きちょるか知っちょるか?
事をなすためじゃ。
ただし、 事をなすにあたっては、
人の真似をしちゃいかん。
先人の真似ごとはくだらぬ。
世の既成概念を破るというのが、 真の仕事である。
生き方 『人おのおのが志を遂げられる世の中に、したいものだなぁ。』
人の世に道は一つということはない。
道は百も千も万もある。
人間というものはいかなる場合でも、
好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ。
人間、好きな道によって世界を切り拓いていく。
人おのおのが志を遂げられる世の中に、
贈る言葉『おのおの その志のままに生きよ』
― 現在に生きる日本の若者にメッセージをください
人生は一場の芝居だというが、
芝居と違う点が大きくある。
芝居の役者の場合は、
舞台は他人が作ってくれる。
なまの人生は、
自分で自分のがらに適う舞台を
こつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。
他人が舞台を作ってくれやせぬ。
人の世に失敗ちゅうことは、 ありゃせんぞ。
何でも思い切ってやってみることだ。
どっちに転んだって人間、 野辺の石ころ同様、
骨となって一生を終えるのだから。
おのおの その志のままに生きよ
今後の挑戦
BIOGRAPHY
- 00歳 土佐藩に生まれる
- 17歳 江戸へ剣術修行に出る。黒船を目撃する
- 18歳 江戸へ剣術修行に出る
- 22歳 北辰一刀流の免許皆伝。土佐に帰国する
- 23歳 土佐に帰国する
- 25歳 土佐勤王党に入る
- 27歳 脱藩する。勝海舟の弟子になる。
- 28歳 脱藩が許され海軍操練所の塾頭になる
- 28歳 帰国命令に背き再び脱藩する
- 29歳幕府に海軍操練所をつぶされニートになる
- 30歳長崎で亀山社中(海援隊)を創る
- 31歳薩長同盟を成立させる
- 32歳大政奉還を企てる
- 32歳暗殺されこの世を去る
- 20xx 世界の海援隊でもやりますか