悩む人、悩まない人
昨日夜6時にDJの友達から連絡がきた。
そろそろ寝る時間だったが、
数少ない友人なので普段一切出ない電話に
頑張って出ることにした。
話を聞くと
何やらビザの相談ということだった。
ビザのことなんて俺に聞かれても。。
という感じなのだが、
なぜか彼はいつも僕に聞いてくる。
話を聞きながら、
なかなかみんな大変な状況なんだなと
再確認。
DJなんて一番復帰に時間がかかる職業じゃないか。
密集 x 夜 x 酒
コロナと相性悪すぎ。
と客観的な状況を見れば
かなり自分の立場が心配になっても
おかしくない状況なのだが、
彼はいつも通りノホホンとしていた。
「最近DJせずに何してんの』
「グラフィティ見に行きまくってるで」
「めっちゃ暇やろ」
「暇やなー仕事ない?」
「DJの仕事今あるわけない」
そんなとき後ろで、
キーンコーンカーンコーンと
と音が聞こえたので、
「学校へ行こう」をYoutubeで見てるのかと思ったら
「ごめん今教会の近く歩いてるから電波悪い」
とのんきに散歩をしていた模様。
「暇すぎて病んでるんちゃう?今病んでる人多いって聞くけど」
「俺病んだことないなぁ、病む理由がわからん」
といった感じで、
メインのビザの話は早々に終わり、
その後フリーザの話とラーメンの話で終了した。
ほんとに悩まなそうな男だ。
ちなみに僕は彼のことをラッキーマンと呼んでいる。
そして彼と話した後、
一つの疑問が湧いた。
悩む人と悩まない人の違いは何だろうか。
「暇すぎぎて鬱になりそうでした」
そういってうちに働きにきたDJもいた。
「周りもみんな病んでますよ」
彼はそういっていた。
同じDJでもここまで違うか。
良いか悪いかは別にして、
この病む病まないの差は
一体何だろうかを分析して見ると、
自分なりに答えがでた。
病む人
・自分のことばかり考えてる人
・視点があまりにも短期的な人
病まない人
・自分が大変なときでも相手のことを考えられる人
・視点が長期的な人
フリーザの話をしたDJは、
なんだかんだで優しい男だ。
僕は基本話が長い人は無理なのだが、
彼はめちゃくちゃ話が長いが、
我慢できる。いい奴だからだ。
こんな時でも電話を受けた僕に
対する感謝の気持ちも忘れないし、
お金も大変な状況だろうが、
長期的に見たらどうにでもなる、
って感じで特にビビってもいない。
一方、もう一人のDJは、
口では感謝をいいつつも、
蓋を開けてみれば仕事の辞め方も自分本位。
そして発言もどちらかというと短期的だ。
むしろ自分のことでいっぱいいっぱいだからこそ、
短期的な視点になり、短期視点だからこそ、
他人のことを考えられないのだろう。
この2つは明確に繋がっている。
まぁ補足しておくと、
僕個人としては両方好きなタイプである。
前者はいい奴だし信頼できる。
後者のDJはまだ若いし、
尖ってるし、どんどん挑戦するし、
人間的に面白い奴だなと思っている。
だが、今日のテーマの
悩む人、悩まない人、
という視点で見ると、
明確にその原因と結果が分かれるなと思う。
自分のことでいっぱいいっぱいになってる人は、
結局のことろ、
自分のことが見えなくなってる人、
なのだ。
自分のことがわかりません、
という人は、
自分のことしか考えてません。
と同義だ。
自分が何かしたいかわからない、
とよく悩む人がいるが、
そんな暇があったら周りの大切な人が喜ぶことでも
やって見たらいい。
結局、人は誰かに喜ばれることがしたいはずなのだ。
大変な時は
みんなで助け合う時期。
こういう時は、
”悩まない人”である方が、
周囲へいい影響を与えられる
存在になるだろう。
人に優しく。
長期的に。