狙うは、NYより全米
ニューヨークでは今日、
9月30日よりレストランの店内飲食を
許可するという発表があった。
店内飲食が禁止になってからちょうど半年。
もはや店内飲食がどんな感じだったか忘れた。。
店内飲食可といっても25%までとルールが決まっており、
ソーシャルディスタンスを保つことを考えると、
うちの店ではせいぜい10席程度が良い方だろう。
さらに、顧客の連絡先を控えたり、
顧客の体温を測ったり、
空調を指定された温度に保ったり、
と色々と条件がついて来る。
なかなか大変だ。
またニューヨーク州のレストランは
政府の追加サポートがない場合、
約3分の2が来年の1月までに倒産する、
というびっくりするような記事も出ている。
まぁ家賃高いのに売上なかったそりゃきつい。
日本の10倍くらいの家賃は平気でする上に、
日本と違って毎年5%ほど家賃は上がっていく。
さらに10年契約が主流で契約破棄が難しい。
日本も苦しいだろうが、
NYのレストランこの店内飲食制限と、
高すぎる家賃のダブルパンチで瀕死状態だ。
ただ一歩引いて冷静に見てみると、
レストランは瀕死だが、
人々は飢え死にしてる感じはしない。
単純にレストランで食べなくなっただけだ。
そもそもレストランはそんなに必要なのか?
わざわざ外に出て食べる必要はあるのか?
意外と家でも問題ないじゃん。
とみんな思っちゃってるんじゃないか
そう考えると、
レストランが今まで通りに
復活する世界は考えにくい。
僕らはニューヨークで売ることより、
もっと広い世界で売ることを考えよう。
ニューヨークより全米、全米より世界。
そして何よりレストランより狙うは家庭だ。
来てもらうのではなく、家庭に届ける。
よし頑張ろ。