若いうちにギアを上げておこう
スタートダッシュで決まる。
昨日、”自信”については、
教育で50%(初期)
努力で50%(後期)
という話をしたが、
これはあらゆることに当てはまる。
例えばランニングマシーンを想像してみて欲しい。
みんなも一度は経験したことがあると思うが、
最初、3.0というゆっくりしたペースで走っていたら、
5.0に上げ時にはめちゃくちゃ早いペースに感じる。
でも逆にスタートで苦しくても7.0のスピードで走っていれば、
同じ5.0にした時にはまるで歩いてるかのようなスローな錯覚に陥る。
最初このことに気づいた時は本当に不思議な感覚だった。
毎日ランニングしているといつもこのことを思い出す。
「最初飛ばしといたらあとが楽だから飛ばそ」っと。
何事も後から取り返すのは至難の技。
自転車は漕ぎ始めは力がいるが、
一度猛スピードにしたらあとは
あとは楽してスピードを保てる。
僕は新卒で入った会社がまさにこうだった。
毎日朝3時まで仕事をしていたし、
毎月10冊は本を読むようになった。
それまで大学時代は酒飲んで麻雀してただけで、
本なんて4年間で5冊も読んだかどうかだった。
それから10年ちょっと経ったが、
未だに長く働くことに対するネガティブなイメージはない。
むしろ最近働きが甘いなと感じることが多い。
本も毎月平均して5冊は少なくとも読んでいるだろう。
これは全部、最初の漕ぎ始めで得た初速だ。
もし今35歳になってからこの習慣をつけようと思ったら
かなりの努力が必要だ。何倍のも力と時間が必要なはずだ。
若いうちに苦労しろ。
というのは本質を付いてる。
後からスピードを上げるのは大変だ。
若い時には無理してでもスピードを上げておこう。