日本人に足りないもの
自信がすべてだよ
とよく言う人がいる。
自信があるだけで、
プレゼンテーションはよく見え、
自信があるだけで、
面接はうまく行き、
自信があるだけで、
目標を最後まで諦めずに達成できる。
これは事実だと思う。
そして残念ながらこれは
今日明日にすぐに身につくものではない。
ましてや突然失ってしまう時もある。
とても”自信”は繊細なのだ。
そしてこの自信は
教育で50%が決まり、
努力で50%が決まる。
例えば、
アメリカと日本。
これは本当に対照的だ。
いまトランプさんを研究をしている流れで、
アメリカでの大ヒットリアリティショー、
アプレンティスを見ている。
トランプオーガニゼーションの社長候補を募集し、
まず2万人から15人の候補者が選ばれ、
毎週その中から1人が首になっていく。
これから海外に出ようと思ってる日本人は
まずこの番組を見た方がいい。
アメリカ人の自信は、
異次元だと思わされるだろう。
明らかに自分のミスでも絶対に認めない、
必ず弁解して他者批判をする、
どこからそんな自信が湧いてくるのか、
なぜ心が折れないのか見てる方が不思議に思う。
でもそれがアメリカ。というか日本以外だ。
もしこの事実を知らなければ、
日本人は例え能力が優れていても
絶対に彼らには勝てない。
主張しない、自責を貫く、
他者批判をしない、では、
必ず世界の舞台では蹴落とされる。
そんなことを感じさせてくれる番組だ。
もちろんそんなことをせずとも
世界で活躍してる日本人はたくさんいるぞ
って意見もあると思う。
でもおかしくないか。
これだけ真面目で優秀(世界が認める)な日本人が、
世界で活躍してる割合の少なさだ。
ましてや経済力元世界2位だ。
僕もアメリカに来てすぐに感じた。
なぜ俺は、なぜ日本人は外人に劣等感があるのかと。
なぜなんだと。
そして歴史を調べれば調べるほど、
戦前と戦後で日本人は別人になったと痛感する。
つまり戦後教育の結果が今の”自信レス”だ。
勝者の教育を受けたアメリカと
敗者の教育を強制された日本では、
義務教育レベルでの”自信”育ち方が圧倒的に違う。
残念ながらこればかりは
すでに義務教育を終えてしまった
僕らにはどうしようもない。
でかいハンデだが認めるしかない。
でも自信は、
教育で50%、努力で50%が決まる。
つまり努力で挽回できる。
10年ニューヨークに住んでて思うが、
日本人は一人一人の能力で劣ってるわけじゃない。
”自信レス”が日本人の実力を
実際より50%はダウンさせている。
大げさではなく。
日本人が
I can't speak English well
と言ってる間に
I can speak English!
と横で中国人やアメリカ人は主張している。
全然話せないのに!
それくらいの機械喪失を日本人はしている。
これは本当に勿体無い。
日本人同士で仲良しこよしで
一緒にやってこれた時代はもうすぐ終わる。
これから世界の人たちと対等にやって行くには、
”自信レス”は大きなハンデになる。
今から、”自信レス”を解消していく努力を始めよう。
すぐにでも世界の人と仕事をもスタートする。それをやり続ける。
完全に抜けるまでは5年はかかるかもしれない、
だが今スタートすればまだ間に合う。
”自信”を取り戻せば日本人は必ず浮上する。