恐るべき言語パワー
毎日朝8時からインド人とミーティングをしてるのだが、
まぁアクセントが強い強い。
僕も人の事を言えないが、
朝から聞き取るのがなかなかつらい。
公用語のなのに、
こうもアクセントが強くなるのか、
とふと思ったが、同時に、
そもそも公用語だったっけ?
と思ったので改めて調べてみた。
すると、インド人の中で、
英語を話せる割合はなんと15%前後。
ほとんどの人は話せないのだった。
イギリスの植民地の名残りが
薄れヒンドゥー語が復活してきてるのかもしれん。
という事で世界で話されてる言語について
今日は調べてみた。
まず世界で話されてる
言語ランキングベスト10は
こんな感じだ。
1 英語 15億人
2 中国語 11億人
3 ヒンドゥー語 6億5000万人
4 スペイン語 4億2000万人
5 フランス語 3億7000万人
6 アラビア語 3億人
7 ロシア語 2億7500万人
8 ポルトガル語 2億3500万人
9 ベンガル語 2億3300万人
10 ドイツ語 1億8500万人
ヒンドゥー語すごい、
スペイン語より多かったとは。
あとは気づくのは
植民地を世界中に作ってた国の言語パワーがすごい。
帝国主義の名残は今でもはっきりと残っている。
ただこの数字には僕のような英語学習者も入っているため、
母国語とせめて第2言語に絞ったランキングを見てみよう。
すると順位が変わった。
1 中国語 10億5100万人
(母語話者:8億9900万人 第二言語話者:1億7800人)
2 英語 8億4000万人
(母語話者:3億3000万人 第二言語話者:5億1000万人)
3 スペイン語 5億7000万人
(母語話者:5億人 第二言語話者:7000万人)
4 ヒンドゥー語 4億9000万人
(母語話者:3億7000万人 第二言語話者:1億2000万人)
5 アラビア語 4億2200万人
(母語話者:2億9000万人 第二言語話者:1億3200万人)
6 マレー語 2億8100万人
(母語話者:7700万人 第二言語話者:2億400万人)
7 ロシア語 2億7500万人
(母語話者:1億6000万人 第二言語話者:1億1500万人)
8 フランス語 2億7200万人
(母語話者:8000万人 第二言語話者:1億9200万人)
9 ポルトガル語 2億6200万人
(母語話者:2億3000万人 第二言語話者:3200万人)
10 ベンガル語 2億4500万人
(母語話者:2億2600万人 第二言語話者:1900万人)
さっきからベンガル語って何?
と思ってはいたが、どうやら、
バングラデシュとインドに多く話者がいるらしい。
マレー語も人口の多い
インドネシア含む、
マレーシア、シンガポールに
多いため2億8千万にもいるそうだ。
仕事をする上での、
国境の壁が無くなった今、
言語パワーの影響力はさらに大きくなっている。
同じ能力を持った二人の人でも、
英語を使って仕事をしていれば15億人にリーチができ、
日本語を使って仕事をしていれば1億2千万にしかリーチできない。
Mixiも英語圏で生まれていたら、
Facebookみたいに世界に広がったかもしれない。
どの言語を使って仕事をしてるかで、
サイズ感はある程度決まってしまうんだなと
このランキングをみて思った。
人口数も大事だが、
言語パワーを侮ってはいけない。