平均寿命が113歳になる日は遠くはない
「老化は病気である」
昨日この衝撃的な事実が書かれている
「Life Span」という本を紹介した。
その本によると
「若いうちに苦労しろ」
はなんと細胞レベルで考えても
正しいということだった。
正確に言えば、
「ずっと苦労しろ」だ。
若くい続けるためには、
自分の細胞を甘やかせるな、
ということだった。
細胞レベルで説明されたら、
納得度が違うよなぁ。
この本の著者によると、
「老化」は病気であると定義されており、
老化を正しく病気として治療すれば、
今から寿命が113歳になることは可能だそうだ。
少なく見積もって。
「そんなに長生きしたくない」
とこれを聞いたら人のほとんどが思っただろう。
でも
「なぜ長生きしたくないのか?」
を冷静に考えてみて欲しい。
きっと
歳を取る
老ける
体力落ちる
ビジュアル落ちる
社会から邪魔者扱いされる
将来のお金が心配
病気になって苦しんで死にたくない
等のネガティブな印象が強いんだと思う。
なぜならそういう歳の取り方しか、
知らないからだ。
そんなおじいちゃんおばあちゃんしか
いままで僕らは見たことがないからだ。
ただここで考えないといけないのは
「世界は今の延長線上には進まない」
ということだ。
昔、車ではなく馬車が交通手段だった時代、
このまま人が増えれば馬が増え、馬の糞だらけになる、
と心配されれていたそうだ。
そして最近では
このまま人が増えれば車が増え空気汚染がひどくなる、
と心配されている。
でも結果は、
馬の糞が増えるどころか馬車は消え車が増えた、
そしてその車は今電気自動車に代わりつつあり、
その車もシェアライドが普通になってきている。
そうだ、未来を今の延長線上では考えてはいけない。
老化も人口問題も環境汚染も
全部今の延長で考えるのは確実に間違っている。
それは歴史を無視している同じことだ。
じゃぁもし113歳まで若く健康に
歳を取れるとしたらどうなるだろうか?
これを僕らはもっと真剣に考えないといけない。
60歳で退職だった時代から、
60歳で折り返し時代になる。
引退どころか、若いし健康だし、
まだまだ働ける。
働けるから定年後の年金や貯金の切り崩しを
心配することなく、お金を使えるようになる。
20代まで勉強を終わらせるのではなく、
生涯勉強を続ける必要があるだろう。
そういう時代が来る可能性は高い。
まだあり得ないと思う人は
歴史を振り返って見るといい。
数百年前の平均寿命は50歳だったのだ。
当時の25歳は今の50歳くらいの見た目だったと
言われている。
昔の人の写真を見ると、
20歳でも大人っぽく見えるのは
単なる教育や根性の違いではなく、
その時代の年相応だったわけだ。
変化の時代は、
変化を早く受け入れた人だけが、
次の準備を始められる。
今の延長で未来を考えるのではなく、
未来を勉強して逆算して生きよう。
馬の糞は世界に溢れてないのだから。