決断できる人、決断できない人

はじめて鋼の錬金術師を見た。

米国のネットフリックスのトップページに

出て来たからだ。

近ごろ攻殻機動隊始め、いろいろな新アニメが

最近目立つところにどんどん紹介されている。

コロナでハリウッドが封鎖されてる中、

これからはアニメの時代が到来する予感がプンプンだ。

集まって撮影しなくていいし、

グッズやゲームへの展開も見える。

そんなこともあり、

今は意識的にアニメを見るようにしていて、

見事にカラーバス効果が働いているなと思う。

カラーバス効果

ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。 カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きる。

そんなことを思いながら、

ハガレンを見てるとなかなか根が深いアニメだ。

最初のオープニングの言葉が

すごく好きで、

何かを得るためには

それ相応の代償を払わないといけない。

それが等価交換の原則だ。

というやつ。

お母さんを生き返らせるために、

その代償として体を失った主人公の話なんだけど、

何かを得るためには、

何かを捨てないといけない、

この言葉ほんと深い。

選択肢の多い時代。

僕らは何か新しい情報を常に追いかけないと

置いていかれるような恐怖観念にかられている。

情報収集一つにおいても

メルマガ、Twitter、インスタ、など

いろんな情報をとってとってとりまくって、

毎日情報の海に溺れてる人も多いだろう。

なぜか時間がないという現象だ。

また世の中にたくさんの生きる選択肢がありすぎて

逆にやりたいことがわからなってる人も多いと思う。

でももしかしたら、逆なのかもしれない。

みんなわからないからたくさん情報を集めている。

でも集めてるからどんどんわからなくなってるんじゃないか。

むしろ逆張りはどうだろうか。

やりたいことがわからないから、情報収集をやめる。

やりたいことがわからないから、やらないことを決める。

選択肢を捨てることで、

やりたいことが見えてくる可能性は高い。

僕は行き詰まったら

何かを捨てることをこれまでやってきた。

新しいことを始めるのではなく、

まず何かをやめた。

タバコをやめる

お酒をやめる

恋愛をやめる

最近のコロナでは、

コーヒーをやめる

スマホの通知機能をすべてオフにする

日本語のニュースを見るのをやめる

そうすることで、

毎日走る習慣

毎日の食事制限

英語での情報収集力

など新しいものが

どんどん習慣に加わっていった。

他にも人生の転機となったのは

サッカーをやめたこと

会社をやめたこと

だった。

これが無ければニューヨークに

今いることは100%なかったと言える。

ポイントなのは、

新しいことが始まったのは

いつも何かをやめた”後”だったということだ。

満杯のコップには何も入らない。

だが水を捨てればフレッシュな水を入れられる。

やりたいことが選べない人、

何をしたいかわからない人、

はもしかしたら人生のコップの中が

いっぱいなのかもしれない。

そんな時は

何かをやめることから始めてみよう。

何かを得るためには

それ相応の代償を払わないといけない。

それが等価交換の原則だ。

決断とは

断って

から

決める

こと。

決断できる人とは

何かを断つことができる人。

この順番が大事なんだと思う。