危機時の言動こそ人間力を学べるタイミング

朝からZOOMでミーティングしたら、

メンバーの家(ブルックリン)から、

「プープー」と車のクラクションや

「ウォーンウォーン」警察のサイレンの音が、

絶え間なく聞こえてきた。


バイデン勝利!


そのニュースを受け、

ここNY市では喜びを表現する人が、

街に溢れたようだ。


ニューヨークは歴史上、

常に民主党が勝つエリアで、

その中でもNY市は圧倒的だ。

だが細かく見ていくと、

NY市外はほとんどがトランプ票。

市内と市街で明確に分かれていて

なかなか面白い。


ニューヨーク在住の日本人含む、

移民の人たちは概ね喜んでいる。

うちの店で働くスタッフも

バイデン押しが多かったようだ。

正社員メンバーをのぞいて。

正社員メンバーは僕の影響か、

自分のビザのことを差し置いて、

トランプ押しだったように思うw


まぁビザ問題は死活問題なので、

バイトの人たちがバイデン押しなのは

納得も納得だ。


僕も外国人経営者の立場として言えば、

少なくとも1年、2年の短期で見れば。

バイデンの方がやり易いのは間違いない。


さて、僕は追い込まれた時の

人を見るのが大好きなのが、

これからトランプがどう言動するのかが

本当に楽しみで仕方がない。


人間調子がいいときは何やってもうまくいくし、

調子がいいときは全員いいやつだ。

だが追い込まれた時に、

本当の人間が顔を出す。


だから僕は追い込まれた時が好きなのだ。

そこでやっと本当のみんなに会えるから。

人を見極めるタイミングはそこしかない。


そして追い込まれた時の言動で、

その人の器やレベルが測れると思っている。

だからこそ一番人間を学べるのもそこだ、

追い込まれた時のリアクションこそが、

もっとも為になる教材なのだ。


トランプは今最大に追い込まれている。

それは選挙結果だけの単純な話じゃない。

トランプは既得権益のほとんどを敵にまわしている。


その敵のレベルはワンピースで言う世界政府や4皇レベル。

CNNやNYTIMESといったアメリカの大手メディアはもちろん、

イギリスのBBC、FinacialTimes含む、海外メディア、

中東や中国といった大国、Twitter含むビッグテック、

そしてアメリカ民主党や共和党の軍産勢力、

大手製薬会社からWHO、国連などの国際機関。


よくも今日まで生き延びて来れた、

と思うほどの強大な敵に囲まれている。

それほど彼らが嫌がることを言動してきた。


もしこのまま負ければ、

彼らはトランプのことを世紀の悪大統領として、

コテンパンに大悪党として宣伝していくに違いない。

社会的抹殺、歴史的抹殺が行われる。


そんな崖っぷちの中、

トランプは今、

どう考え、

どう動くのか、

この危機時の言動こそ、

僕らが一番”人間力”を学べるタイミングだ。


トランプに対する好き嫌いはあると思うが、

一代で大統領になった実行力は、

誰もが素直に認めるべきだろう。

何より多くのことを学べるこのチャンスを無駄にしない方がいい。

武士道の著で有名な「葉隠」にはこう書かれている。

「剛臆と言う物は平生当りて見ては当らす。別段に有物也」

(勇気があるか臆病かは平時にはわからない。何かが起きた時に全てが明らかになる)

ここから本当の人間の底が見える。

注目すべきはこっからだ!