睡眠時間が短い人は仕事ができない人なのか?

睡眠

1日の三分の1から四分の1を占める大事な時間。

人生の三分の1を占める貴重な時間。

これについて真剣に考えたことがあるだろうか。

日本人的感覚からすると、

睡眠時間が長い=怠惰

睡眠時間が短い=頑張り屋さん

ってなんとなくの空気があると思う。

「おれ3時間睡眠なんだよね」

「おっすげー」

って会話をよく聞く。

僕もよく言ってる。

でも果たして本当に、

睡眠時間短い=働く時間長い=成果が多い

なのだろうか?

イギリスのEconomistのデータ(約70カ国)によると、

日本は睡眠時間がもっとも少ない6時間15分。

そして一人当たりのGDPはというと

70カ国中で一番高い、

わけではなく、

まぁ真ん中くらいの4万ドル。

じゃぁ日本人より生産性が高くて

睡眠時間が長い国はどこかというと、

ルクセンブルク 睡眠時間 7時間20分  一人当たりGDP 10万ドル

アイルランド 睡眠時間 7時間30分  一人当たりGDP 7万ドル

ノルウェイ 睡眠時間 7時間20分  一人当たりGDP 7万ドル

まぁこの辺は人口が少ないから

GDPで単純に比べるのはどうかと思うので、

大国はどうかというと

アメリカ 睡眠時間 7時間15分  一人当たりGDP 6万ドル

イギリス 睡眠時間 7時間30分  一人当たりGDP 4万1000ドル

ドイツ 睡眠時間 7時間15分  一人当たりGDP 5万ドル

と睡眠時間もGDPも負けてる!

中国 睡眠時間 7時間5分  一人当たりGDP 1万5千ドル

インド 睡眠時間 6時間50分  一人当たりGDP 8千ドル

と今まさに成長期の人口爆裂してる2カ国はさすがに

GDPでは勝ってるがそれでも睡眠時間は長い。

ここまで見て行くと、

睡眠時間が短いことを偉そうに言ってた時代は

終焉を迎えたのだと認識するしかなさそうだ。

仕事ができないことを公言してるようなものだ。

気をつけよう。

寝よう。