忘れる力から身を守れ
1週間前の夕ご飯をパッと思い出せる人はいるだろうか。
1ヶ月前に読んだ本の内容を覚えている人はいるだろうか。
これはなかなか難しいと思う。
そんなもん人間すぐに忘れる。
でも僕は思いだせる。
なぜなら毎日ほとんど同じものを食べてるからw
とまぁそんなつまらないぼくの食生活のことは置いといても、
1ヶ月前に読んだ本の大事な内容も思い出せる。
それはメモして毎日読み返してるからだ。
なぜそんなことをしてるかというと、
自分の記憶を全く信用してないからである。
人間の最大の能力は慣れることであり
それは環境適応力とも言える。
これがあるから人類は常に変化を続け、
最強の生物として地球に君臨してこれた。
ではなぜ僕らはすぐに慣れることができるのか。
それは忘れるからだ。
東南アジアに旅行にいって、
食事中にハエにたかられて嫌な思いをしても
3日後には気にならなくなってる。
1週間もいたらずっと住んでる気になる。
それは元の日本での生活を徐々に忘れていくからだ。
失恋してどんだけ落ち込んでも時間と共に解決する。
それは楽しかった思い出も徐々に忘れていくからだ。
人は忘れる。
これを前提に生きれば
行動が変わってくる。
話を戻すと、
僕は忘れることを前提に生きている。
本を読んで、
触発されても、
3日後には忘れるとわかっている。
そして忘れたらなんの意味もないと
心底思っている。
ネガティブなことには
忘れる力をふんだんに使えばいい。
だが自分にとっていいものは
忘れる力の攻撃から守らないといけない。
じゃあ忘れないためにどうするか?
それは
1、行動に移してしまうこと。
2、メモして毎日見返すこと。
のどっちかだ。
いいな、と、思ったらすぐやる。
ハワイ行きたいとふと思ったらその場で航空券を買う。
少なくとも出発のスケジュールを決める。
世界一のお金持ちになりたいと思ったら
その場でお金に関する本を買う。
Twitterで理想に近い人をフォローする。
まずは小さくてもいいから行動に移す。
するとドミノ式に行動が行動を呼んでいく。
すぐに行動に移せないものもあるかもしれない。
それはかっこいい生き方や言葉、自己啓発に触れた時かもしれない。
または統計や公式といった数字データかもしれない。
そんな時はメモを残す。
そして毎日見る仕組みを作る。
そうすれば忘れずに少しずつ脳に刻まれることになる。
今は家にいる時間が長く、
本や映画、ウェビナーやオンラインサロンなど、
色々なインプットをしている人も多いと思う。
そんな時だからこそ
わかった気になって終わらず、
忘れる力から、
大切な学びを守るために、
1、行動に移してしまうこと。
2、メモして毎日見返すこと。
を実践しよう。
少しずつ己に刻んでいこう。
右から左に流してしまうのではなく、
次の時代に向けしっかり着実に、
一つ一つ積み上げて行こう。