パンデミック、問題無し

「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」

アインシュタイン


頭でわかってるんだけど、

なかなかピンとは来ない。


そんなことがよくある、

どんだけ野球の本を読んでも、

野球はうまくならないし、

いつか死ぬとわかっていても

その日が来るまで全く実感はわかない。


もっと「必死」で生きるために、

どうやったら死をもっと意識できるかと、

過去に真面目に考えたことがる。

砂時計を置いてみたり、

毎朝切腹を演じてみたり、

過去に色々トライしてみたが、

なかなか死の意識を近づけることはできなかった。


体験せずに学ぶことはかなり難しい。


これれで疫病やパンデミックと聞いても

全くピンと来なかったが、

今回のパンデミックで強烈な体験をした僕らは

とても多くのことを学んでいる。


だがもし過去に一度でも経験してたら

ここまで驚くことはなかったのかもしれない。


ということで、

過去数の巨大パンデミックを調べてみた。


1352年ーペスト7500万人死亡

1855年ーペスト1500万人死亡(中国だけで)

1889年ーインフルエンザ登場、36万人死亡

1919年ースペイン風邪5000万から1億2000万人死亡(当時の世界人口18億人)

1968年ー香港風邪100万人死亡

1981年ーエイズ登場、1999年までに1600万人死亡 

2009年ーインフルエンザ、57万5000人死亡

2020年ーコロナ、150万人死亡


と確かに今回のパンデミックは

ここ100年の中ではかなり強烈だ。

ただここまでの規模ではなくても、

エジカ熱やマラリア、エボラなど、

数年に一度の確率は疫病やウイルスは発生している。

ただ僕ら日本人にとっては身近じゃなかっただけだ。


実際、SARSやMERSをここ20年で経験した韓国は、

その経験を生かして今回のコロナで

封じ込めに成功してると言われている。


過去に失敗した人間は強い。


そういう意味では若いうちに苦労せよ、

とよく爺ちゃんが言う言葉は本当に正しい。

失敗の数が多ければ多いほど、未来で勝てる。

失敗の数が少なければ少ないほど、未来で負ける。


今、苦労してない人、

最近失敗してない人ほど

焦ったほうが良い。

未来で負ける。


逆に今失敗だらけの人、

危機的状況の人は喜んだ方がいい。

未来で勝てる。


そう考えれば、


パンデミック、問題なし