なぜ今デモが起きているのか

今日の夕方5時、

経営するお店にいたら、

警察官(NYPD)が突然入ってきた。

デモでお店の営業を止めろ、

という話かと思ったら、

「いつからお店開くんだ?」

と聞かれ、あっ常連さんかと思い、

「まだ時間かかりそうだね、それよりデモやばいね、警察の人もかわいそうだね」

と話を返すと

「本当に最悪だよ、でもまぁ仕方ない」

と苦笑いしていた。

いい人だったので、

「やっぱりこのデモはプロが絡んでると思う?」

と聞きたいこと聞いてみたら、

「そうなんだよ!昨日捕まえたやつも他の州から来てる奴らでさ、あれはプロだな」

と言っていた。

実際にこの3日間デモの様子を目の前で見て思うのは、

想像以上にオーガナイズされてるということ。

水をただで配る人

サニタイザーを渡す人

食料を渡す人

スピーチする幹部の人

がいれば、

警察に水を投げ込む人や

警察と乱闘を始め血を流した人を

「俺らは平和的にやるんだ」と、

すごい形相で止めに行く人まで、

いろんな役割の人がいた。

まるでプロがアマを教育している。

この件に対してトランプ大統領は、

ジャージソロスが後ろにいる、とTwitterで発言。

ジョージソロスとは世界三大投資家と言われ、

グローバリストの急先鋒だ。

ニューヨークのアッパーイーストサイドに住み、

世界中で政府転覆のデモを先導してると

長く言われてきた男。

彼が嫌うのは、独裁や保守。

世界がクローズされるより、

オープンされればされるほど、

投資家にはお金が集まる。

まさにグローバリストの筆頭。

ではなぜいまなのか?

なんといっても今年は大統領選がある。

アメリカでは大統領選の時は

何かが起きるといつも言われている。

アメリカ主義のトランプを再選させないための

動きが活発してきている可能性は高い。

民主党の候補者、バイデン氏は最後のグローバリストと言われている。

クリントン政権以降民主党にはチャイナマネーもかなり流れている。

今日バイデン氏と黒人との仲良さそうな写真がバズっていた。

今日デモではトランプ大統領の悪口を皆が叫んでいた。

もちろんこれも一つの見方にすぎない。

だが歴史を見れば、

デモや政権転覆は常に背後に

大きなお金が動いている。

そして大統領選の年には必ず何かが起こる。

今回の事件はとても悲しいことだが、

感情に揺さぶられずに、

冷静に見る必要がある。

こういう時の僕のスタンスは

一切感情を入れない、だ。

たしかに被害者はかわいそうだが、

それを言い始めたら、

警察もかわいそうだって話になる。

正義は立場と時代によって変わるし、

感情を入れてしまうと、

真実が見えなくなってくる。

メディアの情報に流される。

例えば僕の知り合いの黒人は、

デモに参加しないからといって

逆に黒人から差別されてると聞く。

そういう立場の人もいるんだと思うと、

本当にかわいそうだと思う。

でも「かわいそう」を始めたらキリがない。

感情的になっても

目先のミクロな視点しか見えてこず、

本当のマクロな世界は見えてこない。

こういう大きな事件が起きたときに、

考えないといけないのは、

なぜいま起きてるかということだ。

正解はわからずとも

冷静に客観的に自分の頭で考えるスタンスが

情報に流されないための柱となる。

なぜ今デモなのか。

なぜ今コロナなのか。

デモの視察後、

経営するお店までの帰り道に、

デモで目立ってた黒人の人と遭遇した。

僕「なんで君はあのままデモ隊と一緒にブルックリンブリッジ渡らなかったの?」

黒人「彼女がさ、そこで待ってるんだよ、俺はデモ最後まで参加したかったのに」

僕「はは、それが一番平和でいいよ」

黒人「だな、愛だよな、愛」

早くニューヨークがピースになることを祈る。

この三日のデモの様子