「得意なことと好きなことどちらを選ぶべきですか?」
昨日一つしか質問を紹介できなかったので、
今日はなんとかたくさん紹介したい。
「得意なことと好きなことどちらを選ぶべきですか?」
「日本にいても海外のことは学べると思いますが、それでも海外行く必要はありますか?」
「いま学生に戻ったらやっておきたいこと、1、今の知識のまま戻る場合、2、今の知識がない前提の場合」
これらはズームイベントで登壇?させてもらった時に
日本の若い方からもらった興味深かった質問だ。
「得意なことと好きなことどちらを選ぶべきですか?」
よく聞かれる質問だし、誰もが一度は考える分岐点に
立つ質問だ。正解は知らないが僕は瞬間的にこう答えた。
「結果を求めるなら得意なことを、幸せを求めるなら好きなことを選ぶといいんじゃないですか?」
例えば、馬に乗るのが好きな人がいたとする。
社会的結果を出すには乗馬の世界で名乗りをあげないといけない。
競馬のジョッキーになるのか、乗馬の選手権に出るのか。
ただ競馬のジョッキーを想像してほしい。
全員背が小さい。そう体重が大きいと
馬に負担がかかり勝てないのだ。
バスケ選手は背が高い必要があるように、
ジョッキーは背が小さくないといけない。
これは好き嫌いの問題ではなく、
先天的な得意不得意の問題である。
もちろん趣味で馬に乗り続けることには問題ない。
自分の牧場を持ち、毎日乗馬をすることは
想像しただけでもリア充極まりない。
これは「馬に乗る」ということに対して、
結果を求めるのではなく、幸せを求めた生き方だ。
好きなことで食べていく
という言葉が最近流行っているのは知ってるが、
それはどこまでの結果を求めるかによる。
一人自由に生きていくくらいなら、可能だろう。
ただそれは結果というより、
個人の幸せを求める生き方である。
僕がここで定義する”結果”とは、
自分のことは捨ててでも、
目的達成のために結果を求めていくこと。
人によっては世界のため、地球のため。
誰にも言えない目的のためかもしれない。
自分の幸福 < 社会の結果
を迷わず優先していく生き方だと言える。
「得意なことと好きなことどちらを選ぶべきですか?」
その答えは、
結果を求める生き方か、幸せを求める生き方か、を選ぶことから始まる。
僕は、2018年までは幸せを求めていた。
だがある事件をきっかけに結果を求める生き方にシフトした。
自分の幸福なんて今は二の次だ。
生き方に正解はない。
だが決めたら迷わない。
自分の生き方を決めよう。