戦うことは悪いことなのか?
世界が大注目のアメリカ大統領戦まであと一週間を切った。
トランプは毎日地方を周り、
5000人以上の観衆を集め演説をしている。
まるで大物歌手の全国ツアーだ。
選挙演説でこれだけの人を集められることが
まずすごいが、(オバマやバイデン陣営は集まってない)
何よりそれだけの人が政治に関心をもてるこの国が羨ましい。
安倍さんが全国ライブしても、
5000人集めるのは難しいだろう。
しかもトランプが集めてるのは、
都心部ではなく飛行機の離着陸がしやすい郊外だ。
しかも今はなんといってもパンデミック、
できることなら誰も密集したくない。
それほどの熱気が今全米に吹き荒れている。
僕は感情的に偏ることがすごく嫌いなので、
もちろん民主党、共和党の情報を均等に収集している。
バイデン、ハリスのツイッターから、
トランプ嫌いの著名人までフォローしている。
両方見てるいろんなことが見えてくる。
差別主義者と言ってる方が、
差別的な発言をしていたり、
不正を正すと言ってる方が、
実はめっちゃ不正してたり、
本当に面白い
政治家は厚顔無恥じゃないとできないな。
そんな中、
トランプがアメリカを分断してる、
とよく反対勢力から叩かれている。
がそもそもそれは悪いことなのか?
一度考えて見た方が良さそうだ。
日本人は反対意見が言うのが苦手だ。
調和を大事に、
なるべく争い事は避けて、
笑ってその場をやり過ごす。
それが大人な対応だと教わってきた。
その視点からすればアメリカの大統領選は
とても子供じみた喧嘩に見えるだろう。
でもこの考えは日本でしか通用しない。
正確には最近の日本でしか通用しない。
それは「平和」が前提にある。
江戸時代260年間、
日本は平和だった。
そこにペリーが来航し、
日本は明治維新へと舵を切った。
分断が突然始まった。
幕府対薩長
もしあのまま分断が起きなければ、
幕府はフランス政府の借金漬けになってたかもしれない。
今の日本はなかったかもしれない。
何かを変えようとすると
必ず戦いが起きる。
既得権益、
既存メディア、
日本でずっと叩かれている定番ネタだが
何も変わらない。
それは国民が戦いを避けてるからだ。
その結果が、失われた20年であり、
もうすぐ30年となる。
戦うことは悪いことなのか?
何かを変えたいときは、
勇気を出して戦わなければならない。
それは国のことだけなく、
自分人生においても言えることだ。
僕も戦いは好きではないが、
今は必要であれば積極的に戦う道を選ぶようにしている。
じゃないと海外では搾取されて終しまいだからだ。
ボーッとしてても平和だった時代が終わろうとしている。
日本人もそろそろ戦う準備が
必要なんじゃないだろうか。
自分自身と。