「稼ぐ場所」と「使う場所」を分ける

どこで稼ぎ、どこで使うか

最近インド人と仕事をしていて思う。

彼らはニューヨークにある僕らの会社から、

米ドルでお金を稼ぎ、インドで使っている。

つまり収入は高く、支出は安い。

ビジネスの基本は安く買って高く売る、

だとしたら何とまぁ賢い人たちだ。

これからの時代、

どこの通貨で稼いでどこで暮らすかを

収入の場所と支出の場所を

みんな戦略的に考えるべき時にきている。

僕の場合は、

強い米ドルで稼ぎ、

物価が世界トップクラスに高いニューヨークで暮らしている。

つまり、稼ぐのにはいいが、支出は最悪、

プラスマイナスゼロの戦略だ。

コロナショックを考えればマイナスの戦略だな。

そう考えると僕と仕事をしている、

インド人、アルゼンチン人、コロンビア人、

彼らはみんな賢い戦略を取っている。

これこそ発展途上国の強みだ、

少し前まではこんな戦略は取れなかった。

それは同じ国の人としか仕事ができなかったからだ。

当然、稼ぐ場所も使う場所も同じだった。

だが今は選べる、

この収入と支出を戦略的に考えた人が、

大きく成績を伸ばすことができるだろう。

でも僕はニューヨークにまだまだ住むんだろうな。。

「稼ぎが全てじゃない」

「物価の高いとこに住んで自分を追い込むんだ」

「ニューヨークが好きなんだ」

とか言いながら。