世界の人口ランキング
アップルが世界最初の200兆企業になった今日、
関係ないが改めて世界の人口について数字を見ていきたい。
まぁ全く関係ないってことはなく、
国のGDPも経済もある程度、人口に比例している。
GDP世界トップのアメリカは
人口世界3位だし、
GDP世界2位の中国は、
人口世界1位だし、
2024年に日本を抜いてGDP3位に浮上予定のインドは
人口世界2位だ。
もはやGDP=人口数に近くなってきている。
ちなみに日本は現在人口世界11位。
ちょうどメキシコに去年抜かれ、
ベスト10から外れたところだ。
1 中国 1,433,784
2 インド 1,366,418
3 米国 329,065
4 インドネシア 270,626
5 パキスタン 216,565
6 ブラジル 211,050
7 ナイジェリア 200,964
8 バングラデシュ 163,046
9 ロシア 145,872
10 メキシコ 127,576
11 日本 126,860
これから日本は
人口が増えてきている国々に
GDPで抜かれる日も近い。
2024年には、GDP4位にインドネシア、
その下にロシアやブラジルが続くという予測が立っているのも
この人口と照らし合わせれば頷ける。
では、人口増加率はどうだろうか。
長期的な予測を立てるには
今後の変化率を見ないといけない。
それぞれの人口増加率はこうだ。
1 中国 0.5%
2 インド 1.2%
3 米国 0.7%
4 インドネシア 1.2%
5 パキスタン 1.6%
6 ブラジル 0.8%
7 ナイジェリア 2.8%
8 バングラデシュ 1.2%
9 ロシア 0.2%
10 メキシコ 1.2%
11 日本 -0.2%
日本以外、見事に+だ。
間違いなく次の時代の経済の中心になっていく
メンバーだろう、もうヨーロッパの影はほとんどなく、
アジア諸国で半分を占めている。
じゃぁ日本はどうすればいいのか。
人口問題は深刻で、
出生率を考えても、
世界の歴史を考えても、
残念ながら日本が自ら人口を
復活することはほぼ不可能だ。
つまり日本に残された道は、
GDP以外の指標で生きる。
もしくはアメリカ型を目指し
移民で支える。
後者は反対する人も多いだろう。
だがヨーロッパが今必死に移民を受け入れようと
しているのはそういう事実に向き合っているからであり、
上記の中でアメリカだけが先進国の中で
比較的高い人口増加率を保っているのは移民政策のおかげだ。
何かを捨てなければ、何も手に入らない。
日本にはその覚悟とビジョンが必要だ。