「ピンチ」で「諦めない力」を育てる

先週読んだ

HARD THINGS

という本にこんな記述があった。


「私は成功したCEOに出会うたびに「どうやって成功したのか?」と尋ねてきた。凡庸なCEOは、優れた戦略的着眼やビジネスセンスなど、自己満足な理由を挙げた。しかし、偉大なCEOたちの答えは驚くほど似通っていた。彼らは異口同音に「私は投げ出さなかった」と答えた。』


著者はシリコンバレーで有名な

ベンチャーキャピタリストであるホロウィッツ氏だ。


僕もこの歳になって

だんだん分かってきたのは

失敗やピンチは

驚くほは平等にやって来てるんだなということだ。


一難去ってまた一難


とはよく言われるが、

ピンチは不思議と重なることが多く、

そしていつも突然にやって来る。

「なんで俺だけ!」と

いつもクリリンは言ってたが、

どうやらそんな事はなさそうだ。


僕がそう確信したのは、

経営者と話しをすると、

驚くほど同じような経験をしているのだ。


例えば飲食業界で言えば、

「3回はお店が潰れそうになりました」

と言うと

「それ一回はみんな通る道だよね」

という言葉が普通に返ってくる。


自分だけに起こっているようなピンチは

実はみんなに同じように起こっていて、

違いがあるとしたら、

「そこで諦めるかどうか」

でしかないのかもしれない。


もちろん、

挑戦してない人には、

ピンチすらやって来てくれないし、

大きな挑戦をすればするほど、

大きなピンチがやってきてくれる事は言うまでもない。


そうやって人は

少しずつピンチのレベルを上げていき、

同時に諦めない力がついていくんだと思う。


僕も常に自分のキャパを超えた挑戦をし、

ピンチのレベルを少しずつ上げたことで、

「諦めない力」がついてきたんだなと

振り返ればわかる。


今日、久しぶりに、

トランプの大きな演説があった。

ジョージア州の上院議員の選挙応援だ。


トランプは今まさに世界最大ピンチを迎えている。

このまま再選が果たされなければ、

Twitterの使用を禁止され、

メディアから歴史に汚名を着さされ、

数々の訴訟を抱えることになる、

と言われている。


にも関わらずだ、

今日の演説を見る限り、

全く勢いが衰えることがない。

1時間40分の弾丸トーク、

衰えるどころか、今まで以上に、

エネルギーが満ちていた。


まさに「ピンチ」と「諦めない力」の

レベルが究極に高い位置にある。

ここまで来るまでに、

どれだけのピンチと諦めない力を

戦わせ、育ててきたのか


階段は一段ずつしか登れない。


今、僕らのチームも

ニューヨークの規模を超えた、

大きな挑戦に踏み込んでいる。

ピンチのレベルも上がるだろう

そして諦めない力のレベルを上げるチャンスが来る。


今日、チームのメンバーが、

絶対に成功させてやる、

と言っているのを聞いて、

すでに「諦めない力」が育ってきていると感じて

なかなか嬉しい1日であった。


僕らの諦めない力を今からお見せしよう。

UmamiSquare

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