覚悟の決め方

今日TAMARIBA TERMINAL 壱に参加した。

いつも日本の若い人たちと話して思うのは、

みんな優秀だなってことだ。

僕の若い頃と比べたら格段に。

世界の人たちと比べても

誰かのために頑張りたい、

っていう利他主義的なとこは

日本人の素敵な特徴だと思う。

今日も高校生と一緒に参加してくれた先生(まだ20代)は、

高校生のために子供たちのために、

頑張りたいという目標を掲げてるし、

他のみんなも日本のためにとか、

誰かのためにという目標を掲げていた。

自分が有名になるとか、

自分のお金を稼ぐとか、

を目標に置く人が多いこの世界の中で、

日本人独特の国民性だなと

今日も改めて感じさせてもらった。

そんな中で今日も

自分自身勉強させてもらえるような

面白い質問をたくさんもらったので

いくつか紹介したい。

「覚悟の決め方を教えてください」

若いのに幕末の志士みたいな

質問をしてくる男である。

その時ふと自分のことを振り返って思ったのは、

ノリ

だった。

ノリで決めて、

ひたするそれを守る、

すると振り返れば覚悟になってる。

自分はいつもそんな感じだった。

今日で654日連続で40分走ってるが、

それは10年走ると決めたから走ってる。

嵐の日も氷点下20度の日も、

捻挫した日も食中毒の日も

初マラソンの次の日も休まず走った。

あと8年とちょっとだ。

これは側から見てると

一種の覚悟にみえるかもしれない。

ただ僕がこの”覚悟”をした日のことを

振り返るとそんな重々しいものとは

程遠いものだった。

2018年8月1日、

その日僕は何かを変えようとしていた。

7月25日の鮮烈な挫折経験から、

何かを変えないといけないと強く思った。

そして思い浮かんだ。

走るか。

それまで走ることは

僕の習慣になかった。

でも5分とかだと色々と言い訳できそう。

厳しい方がいいな。

40分走るか。

でも一年とかじゃ

この挫折は到底乗り越えられないだろう。

10年走るか。

よし、行くか。

そのままブルックリンブリッジを走って渡った。

それが初日。それから今日で654日になった。

振り返ればニューヨークに来たのも、

お酒もタバコも辞めたのも、

全部そんな感じだった。

考え込んで出た答えではなく、

ノリで決めたことを

ただ守ってきたに過ぎない。

人間考え過ぎれば、

最後は必ずNOになる。

いかに閃きを

すぐに行動に移せるか、

決めたらそれを守り抜けるか。

それが人から見たら

”覚悟”になるんだと思う。

今日最後の挑戦発表で、

今年いっぱい毎日ブログを続けると

ノリでみんなと約束をしてしまった。

これを覚悟と呼べるかどうかは、

これからひたすら守り抜けるかどうかにかかっている。

やってみるか