Dragon

世界に出る必要なんてない!

[公開日] 2011/02/13(最終更新:2015/08/11)

「日本経済がやばい」



ここに来るまでずっとそう思っていました。
毎年下がり続ける国民の平均年収、
世界から明らかに遅れをとっている英語力、
増え続ける国の借金、少子化の問題。
どう考えても明るくない日本経済。

 

でもそれ自体、
大した問題ではないな、
って最近思うようになりました。

 

世界第6位。

 

何の順位だと思いますか?
実はとても悲しいランキングです。
前にブログでも書きましたが、
これは人口10万人にしめる自殺率の割合を示しています。
日本経済は世界的にみると
明らかにトップクラス。国民は裕福です。

 

つまりこのランキングは、
「経済力 = 幸福」
の方程式の終焉を意味しています。

 

本当に大事なのは、経済を維持することでも、
若者を外へ出ろ、って煽ることでもなく、
もっと先にあるもの。


楽しく生きられるかどうかだと思います。

 

月100億あって楽しくない人生より、
月20万で楽しい人生の方が、
いいに決まってます。

 

それに、これからどれだけ国民の平均年収が下がろうが、
世界的にみればまだまだ裕福な国に違いありません。
ただ日本ではその価値観はあまり一般的じゃありません。

 

「経済力」=「幸福」の物差しがまだ一番強い気がします。

 

僕は初の就職先にワイキューブという会社を選びました。
80社近くみた企業の中で、
「ここに入社したい」と心から思えた唯一の会社でした。
当然、内定をもらったその日に
大満足で就職活動を終えました。

 

しかし周りの反応は違いました。
幸いにも僕が就職活動をしていた時は売り手市場と言われ、
4月9日の時点でも数社の内定をいただいていました。

 

ー平均年収が日本一の会社(32歳で1300万くらい)
ー六本木ヒルズにオフィスがある会社
ー誰もが知る超大手企業

 

などなど。その中で僕が選んだのは、
名もなき小さなベンチャー企業。
周りの反応は、「反対」か「???」でした。

 

ワイキューブという会社が
どんな事業をしているのか?
どんなビジョンがあるのか?
その中で仕事ができるのか?
そういった情報を聞かれる前に、

 

規模、給料、知名度、で判断されました。

 

これが日本社会の現実。
よく若者の大手志向は問題だと、
最近よく聞きますが、それは若者のせいだけじゃありません。
それを良しという社会だから仕方ないんです。
一言でいうなら、日本で最も重視されているのは、
マクロもミクロも含め、未だに「経済力」なんだと思います。

 

メディアの悲観的なニュースはすべて
「経済維持できない = 国民が不幸になる」
これが前提に語られています。

 

この辺りがNYはちょっと違います。
大手よりも裁量権のあるベンチャーが評価されたり、
夢のためにバイトに励む若者も応援されることは当たり前です。
「フリーター」というネガティブワードで片付けられたりはしません。

 

横断歩道みんなで渡れば怖くない、ではなく、
一人ひとりのオリジナルな生き方が尊重されます。

 

一言でいうなら、
日本は自己評価でいきにくい国。
NYは自己評価でいきやすい街。

 

と、そういうイメージです。

 

ここでいう自己評価とは、
楽しいか楽しくないか、自分らしいか自分らしくないか、
といったシンプルなものです。

 

この基準で生きている人は
少々ボーナスが下がったくらいで一憂したりしません。
お金以外の価値基準をたくさんもっているからです。

 

ここで言いたいは、
日本がダメでNYが素敵、ということではなく、
いい部分はとことん学ぶべきだということ。

 

「若者よ、世界へ出ろ」という話を日本でよく聞きました。自分はこう思います。

 

出たい人は出ればいいし、日本にいたい人は日本にいればいい、
英語が学びたいだけなら、楽天かユニクロにはいるべき。
NYに4年いても全然話せいない人もいます。

 

日本にいた方が楽しく自分らしい生き方が
できるのであれば絶対そっちの方がいいに決まってます。
楽しいのが一番です。

 

僕は「知らない」ことに対する好奇心が異常に強い性格です。
世界のことを知りたい、世界の人々と話したい、
そしてそれらを人に伝えたい、
すべてこの「want」が行動の原動力となっています。

 

正直毎日が楽しすぎます。
すでに多くの生き方にふれ、
これからも色々な出会いがあると思います。
やっぱり人は人からいい影響を受けながら
進化していく生き物。

 

自分自身、NYの生き生きした人からいい刺激を
もらっているように日本にいる方々にも
その刺激を共有できればと思っています。
これから、この人「生き生きしてるなー」と思ったら
突撃インタビューしてブログにアップしたいと思います。

 

成功しているかどうかは、どうでもよくて、
楽しんでいるかどうか基準です。
はじめは日本人、英語ができるようになったら外国人にも取材を試みます。
これから10年でどれだけ人の、

 

生き方(ライフスタイル)を取材できるか、いやぁ楽しみだ。

 

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